こんにちは こんにちは 世界のひとが
こんにちは こんにちは 世界を結ぶ
こんにちは こんにちは 日本の国で
1970年の こんにちは
こんにちは こんにちは 握手をしよう
(『世界の国からこんにちは』(作詞・島田陽子)より)
大阪府南部の和泉山脈山裾の町”ツダ”。
1969年の夏、盆踊り大会の最終日は、仮装大会だ。
“奥山音頭”に導かれ、異様な扮装の踊り手たちが繰り出した。
夜の蝶だという女性ものの下着姿の男、
顔だけ黒塗りの黒人ボクサーに、
欧州貴族に扮した少女歌劇の男役、
もしかして放射能怪獣。
会場の喧騒からは閉ざされた、風も吹かない空間で、さながら異人化け物の集会のごとくある。
そのなかにポツンとひとり若い女。
彼女は遠く島国からやってきた。
盆踊り会場では、少年が行方知らずになったと騒いでいる。
彼女はなにに仮装しているのだろう。
第64回岸田戯曲賞最終候補となった2019年『空のトリカゴ』、2023年上演の『灯灯ふらふら(第30回OMS戯曲賞最終選考作品)』『なんじゃ主水』に続く、架空のまち”ツダ”を舞台としたキタモトマサヤによる連作シリーズ、書き下ろし最新作。
作・演出:キタモトマサヤ
日時:2024年7月19日(金)~7月22日(月)
7月19日(金) 19:30
7月20日(土) 14:00
7月21日(日) 13:00/17:00
7月22日(月) 14:00
※ 受付開始は開演の60分前、開場は30分前。
開場までは受付順に整理券を配布し、開場とともに整理券順にご入場いただきます。
開場後は受付後随時ご入場となります。
上演時間:80分(予定)
出演:大熊ねこ
村尾オサム
坂本正巳
久保田智美
中田達幸
キタモトマサヤ
〒601-8013京都市南区東九条南河原町9-1
料金
一般:前売・予約 3,000円 当日 3,500円
高校生以下:1,000円(前売・当日共)
※日時指定自由席
スタッフ
舞台監督|沢渡健太郎(劇団第一主義)
照 明|大沢安彦
音 響|大西博樹
舞台美術|佐野泰広(CQ)
音楽|マツキクニヒコ(フラワー劇場)
宣伝美術|古閑剛
制 作|岡本司
制作協力|齋藤秀雄(ISSO inc.)
カンパニーメンバー|こやまあい 松本信一
提携|THEATRE E9 KYOTO
助成|芸術文化振興基金
主催・企画製作|遊劇体
京都芸術センター制作支援事業
お問い合わせ
TEL:090-1907-6804(制作直通)
E-mail:yu_geki_tai@hotmail.com